●一緒にすすめる多文化共生のまちづくり
いちょう団地地区では、中国残留孤児やインドシナ難民など、外国につながり、異なる文化を持つ住民が数多く生活していることから、日本人の住民との多文化共生を進めるため、さまざまな取り組みが行われています。
毎年10月に各国の文化を紹介し合う多文化共生交流会(いちょう団地まつりと同時開催)や自治会ごとの懇談会など、地区の住民が一緒に参加して、相互交流と理解を深めています。
外国につながる住民は言葉の問題などで生活に不自由することもあるため、いちょうコミュニティハウス内ではボランティア団体が日本語教室を開催しています。
また、災害時に備え、団地に住む外国人の青少年たちが救命講習で習得した技術を生かし「外国人防災リーダー」として活躍しています。
団地内を歩けば掲示板や注意事項なども多言語で表記されたり、外国語で話し合う住民の会話を耳にしたり、団地内に一歩踏み込めば、そこは多文化が広がる一味違ったまちがあります。
●高齢になっても元気に暮らせるように
いちょう団地では高齢者世帯(ひとり暮らし含む)が増えています。
高齢になっても孤立せず、元気に暮らせるように、脳いきいき教室や昼食会を開催しています。
また、防災対策として、災害時の団地全体の要援護者調査を行いました。
いちょう団地地区では、みんな笑顔で支えあうまちをめざしています。
にぎやかな多文化共生交流会 | 色鮮やかな衣裳で外国の踊りを披露 |
多言語表記の注意書き | 交流会で救命講習も開催 |
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