相鉄線弥生台駅北側に位置する新橋地区は、中央を阿久和川が流れその流域に森や畑と住宅地が混在しています。旧家も多く、自然と調和した人々の暮らしを垣間見ることができます。
新橋天神の森公園をはじめ多くの緑地には、横浜市周辺では珍しくなった里山の動植物を見ることができます。早春にはヒキガエルが産卵のために小さな池に集まる光景に出会い、夏にはオニヤンマやギンヤンマなど多くのトンボが飛び交う姿を見られ、秋から冬にかけては多くの渡り鳥たちを観察することが出来ます。阿久和川沿いにある自治会館前のまほろばでは、一年を通じてカワセミの姿を観察することもでき、休日にはカメラを持った愛好家によくお会いします。
阿久和川支流のせせらぎでは、平成17年よりゲンジボタルの保全活動を地元の「亀谷戸せせらぎ水辺愛護会」と地元住民を中心に行ってきた結果、今では初夏になると多くのホタルが飛び交うようになりました。見学者からは、「懐かしい昔の情景を思い出された」、「本物を間近で見られてよかった」など、ホタルを通して感動や人との交流の場が提供できています。
これからも自然あふれる地域として、この環境を次の世代に継続していけるよう自治会としても取り組んでいきたいと考えております。
 生き物観察会では 色々な発見がありました |  初夏にはホタルが見られます |
| |
|